2021年12月4日(土)に、第8回の地域活性学会中国四国支部会が開催されました。
その中で、高知県農業振興部の岡林IoP推進監が「”IoP(Internet of Plants)”で進化する高知の施設園芸」と題して基調講演をしました。県内の産学官連携により進められているIoPの最先端の研究開発の状況や、その研究成果を実装したIoPクラウド(SAWACHI)の整備状況、JAグループと県で連携してのデータ駆動型の営農指導体制の強化、実際に農家さんがどのように活用しているのか、IoPクラウド(SAWACHI)を、地域のデータ連携プラットフォームとして施設園芸にとどまらず、様々な地域産業全体で活用できるよう発展させていく可能性等について紹介されました。
研究会
13:00 開会あいさつ(那須清吾・支部代表/地域活性学会 副会長/高知工科大学 副学長・教授)
13:10~14:10 基調講演
「IoP(Internet of Plants)で進化する高知の施設園芸」
岡林俊宏(高知県 農業振興部 IoP推進監)
14:10~14:20 休憩
14:20~16:10 研究発表会(5件)※詳細は下記ご参照
16:10 閉会
【研究発表課題】
1.地域情報発信サイトへの学生の寄与
弘中陸大 阿部奈都美 池田理沙 田村未来 寺田篤史(徳山大学)
2.安全な生活道路確保のための防犯カメラ付き青色LED防犯灯設置の検討
横関恵美子 池本有里 細川康輝 木田菊惠 山本耕司(四国大学)
3.地域活性化イベントの成功要因に関する一考察 -相馬農業高校を事例として-
神酒太郎(嘉悦大学)
4.地域小規模食品加工業における地域アイコン商品を活用したサプライチェーン
モデルの構築
-惣菜カテゴリーにおける一時的競争優位の連続モデルを用いた愛媛県南予
地域活性化の試み-
矢野健三(シ―アンドアイ株式会社/香川大学大学院/高知工科大学大学院)
5.小規模自治体における活性化施策の定量評価と成功要因
―コーホート概念を応用した定量分析―
安達明久(新潟産業大学)
(農業イノベーション推進課)