令和6年度IoPプロジェクト国際シンポジウムの開催についてご案内いたします。
本シンポジウムでは、データ活用による環境制御技術を駆使した大規模集約型農業の先進国であるオランダのトップ研究者を講師としてお迎えし講演いただくとともに、日本の代表的な農業用データ連携基盤である「WAGRI」や、高知県独自のIoPクラウド「SAWACHI」を紹介します。また、次世代型施設園芸農業の先進地である高知県においてデータ駆動型農業を実践する農家やデータを活用した営農指導をバックアップする研究員等から取組事例をご紹介いただき、データ活用のためのアクセシビリティやユーザビリティについて理解を深めることで、データ駆動型農業の最新の状況と課題を議論します。
皆様、どうぞお申込みくださいますようお願いいたします。
日 時:令和7年2月9日(日)13:00-16:30
会 場:高知大学朝倉キャンパス 共通教育棟2号館212番教室
(高知市曙町二丁目5番1号)
参 加 費:無料
定 員:会場200名、オンライン500名
申込方法:申込フォームに必要事項を入力しお申込みください。
申込期日:令和7年1月31日(金)
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<プログラム>
13:00- 開会挨拶
高知県 知事 濵田 省司
高知大学 学長 受田 浩之
13:15- 基調講演①
「Technology adoption in Agriculture: How to encourage data-driven work and Pitfalls to avoid」
(農業における技術導入:データ駆動型の農業を促進する方法と回避すべき落とし穴)
ワーヘニンゲン大学 温室自動化・ロボットグループ
光学科学者/研究員 Joseph Peller
13:45- 基調講演②
「Data sharing under the EU Data Act: principles, actors, and translation into farming practice」
(EUデータ法のもとでのデータ共有:指針、関係者および農業実践への翻訳)
ワーヘニンゲン大学 経済研究所 アントレプレナーシップ・ビジネスイノベーション
上席研究員 Jos Verstegen
14:25- 講演①「農業データ使いの次世代の専門家・篤(とく)農家を育てるためにできること」
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
農業情報研究センター センター長 村上 則幸
14:45- 講演②「IoPクラウド(SAWACHI)の強みと課題と可能性(データ駆動型農業をみんな
のものに!)」
高知県農業振興部 IoP推進監 岡林 俊宏
15:20- パネルディスカッション「農業データ活用基盤システムの活用とデータ駆動型農業の課題」
ファシリテーター: 越塚 登 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授
パネリスト:村上 則幸 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
農業情報研究センター センター長
岡林 俊宏 高知県農業振興部 IoP推進監
五藤 雄大 高知県農業技術センター 農業情報研究室 主任研究員
越智 史雄 IoP農業研究会副会長・きゅうり生産農家
岩尾 忠重 高知大学IoP共創センター 教授
コメンテーター:Jos Verstegen ワーヘニンゲン大学 経済研究所
アントレプレナーシップ・ビジネスイノベーション
上席研究員
Joseph Peller ワーヘニンゲン大学 温室自動化・ロボットグループ
光学科学者/研究員
16:25- 閉会挨拶
事業責任者 パシフィックソフトウェア開発株式会社代表取締役社長 中城 一明
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詳細につきましては、チラシをご確認ください。