栗原教授がゆず農園での四足歩行ロボットによる実証実験を公開しました(高知工科大学)

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 2024年11月12日、情報学群の栗原 徹教授が、高知県北川村のゆず農園で、ロボットによる収穫支援実験を行いました。共同研究者である高知大学 農林海洋科学部 濵田 和俊准教授とともに取り組んでいる本研究の実験公開は、昨年の葉果比推定につづいて2回目となります。
 今回公開した実験においては、

  • 生産人口の減少や高齢化を背景とした作業者数削減と労力軽減
  • 園地には段差や傾斜が多いことから、車輪・クローラ型といった従来の収穫支援機器の限界

 これらの課題を四足歩行ロボットSpot® が克服できるかを確認することが目的です。
 実験のながれは次のとおりです。

  • 四足歩行ロボットが作業者に追従することで園地マップを作成するとともに、果実の積み込み場所となるトラックの位置・ルートを記憶
  • 作業者が収穫した果実を四足歩行ロボットが受け取り、トラックまで運搬
  • トラックで果実を受け渡した後、作業者の元へ戻る

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