赤外線カメラを用いたピーマンの果実認識(高知工科大学)

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 高知工科大学では、赤外線カメラを用いてピーマンを検出する方法において、果実とみなす部分の温度範囲をより詳細に決定する方法に取り組んでいます。果実とみなす部分の温度範囲を、室温との差によって決定する方法を提案し、その温度範囲を統計的な手法を用いて詳細に検討しました。その結果、果実を有効に認識できていることが確認されました。

 なお、赤外線カメラによる温度測定では2次元的なデータしか得られないため、ライダーなどの利用による果実の3次元位置計測方法を開発中です。さらに、二輪独立ステアリング自律駆動ロボットや、伸縮機構を持つ柔軟マニピュレータなども開発中です。そしてこれらを統合した、自動収穫ロボットの開発を目指しています。

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